Oxynoticeras sp. & Crucilobiceras sp.
Oxynoticeras(オキシノティケラス)は、ジュラ紀後期に生息していたアンモナイトの一属です。このアンモナイトはその特有の形状から簡単に識別可能で、比較的小さなサイズであり、一般には直径が数センチメートル程度です。その殻は広くて平らな螺旋形をしており、多数の細かいリブ(肋)があります。Oxynoticerasは主に浅海の海底近くに生息していたと考えられ、海底で小さな生物を捕食していた可能性が高いです。
この属の化石は主にヨーロッパで発見されていますが、他の地域からも報告されています。
この標本には、多数のCrucilobiceras(クルシロビケラス)も保存されています。
背面には、二枚貝や腕足類の殻なども埋もれているようです。